どろぼうの神さま
読み終わりました。
「おもしろかった★★☆☆☆」でした。
Amazonのレビューで面白いとあったので、期待していたのですが、途中まではよかったけれど...でした。
途中までは普通の話なのですが、「伝説のメリーゴーランド」というものがでてきて、そこからファンタジーになってしまいました。子供の「早く大人になりたい」という気持ちは、だれでも覚えのあるものだと思いますが、子供を二人も持ってしまったためか、いまいち物語にのめりこむことができませんでした。弟を愛し、守ってやろうとする兄、プロスパーと、親と上手くいっていないスキピオ。そして、周りの子供たちと大人たち。なーんか、ちがうっ。登場人物全員が子供みたい...
せめて、「伝説の○○」はやめて、超常現象の絡まないものにすればもっとしっくりきたかもしれない、と残念です。これは、私が子供ではなくなったからなのでしょうか?
次は、「ナイロビの蜂(上)」を読もうと思います。
「はてな年間100冊読書クラブ」19/100