二人の王子とドラゴン

読み終わりました。


「おもしろかった★★★☆☆」でした。


子を欲していた王は、妖精に「娘では国を治められない」と言ったために、双子の王子を授かることになる。時期国王の座を決めるため、王子たちは、ドラゴン退治の旅に出る...

国王の座を争うはずが、双子の王子は、二人で協力して旅をする。武人のクラウディオと知性派のトニオ。お互い、自分こそ王にふさわしいと思いながら、旅を続けていくうちに、相手の長所と自分の短所を目の当たりにしていく...

ごくごく素直なファンタジーであり、二人の王子の成長物語でもあります。ちょっと長めの童話といった感じで、息子が大きくなったら読ませようかなぁ、と思います。大人には、少し物足りないかも。


次は、こんどこそ、「アーサー王物語Ⅰ」を読むか、「童話物語(上)」を読もうと思います。

はてな年間100冊読書クラブ」33/100