記憶の国の王女
「おもしろかった★★★☆☆」でした。
シルヴィは『とてもすてきな大きなこと』という本のヒロイン。だが、あまり、人に読まれることもなく退屈したシルヴィは、本のシナリオとは違う冒険に出かけ...
ちょっと最初の予想とは違う展開でしたが、「はてしない物語」がかなり影響を与えているのじゃないかなぁ、と思います。読み終わった後、いろいろ考えさせられる部分もあり、よい意味で「難しい童話」だと思います。子供が読めば、単純に面白いと思うのかもしれませんが、大人はまた違った読後感を持つでしょう。
次は、「ウィッシュリスト」を読むか、「竜の騎士」を読んでしまおうと思います。
「はてな年間100冊読書クラブ」45/100