ベアトリス・ベイリーの冒険(2) マンティコアと霧の沼


「おもしろかった★★★☆☆」でした。

冬の森の冒険から2ヶ月。魔法使い審議会からの連絡を待つベアトリスは、審議会の理事の一人と母が深夜にこっそりと話していることに気づく。母には何か秘密があり、今度の冒険とも関係が!?

といった感じで始まるのですが、当初、ベアトリスの魔法は「天気を操る魔法しか使えない」とけっこう役立たずのような感じでした。1巻では、クラスメイトを追い返すのとドラゴンの足止めぐらいにしかなっていませんでしたし。とーこーろが、2巻になって、えぇぇぇー、と。今回は、天気を操るというよりは、立派な攻撃呪文じゃないかぁーと思ったのは、けっして私だけではないはず!

ただ、今回も、敵の魔法使いが彼女たちを甘く見すぎているというのか、なんというか悪役って言うのはこういうものなんでしょうか???

とにかく、今回も楽しく読めました。次が楽しみです。

次は、「ウィッシュリスト」を読もうと思います。


はてな年間100冊読書クラブ」53/100